角館總鎭守神明社

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年間諸祭典


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1月1日 歳旦祭(さいたんさい)

一年の幕開けにあたり、新しき年・月・日を寿ぎ、皇室の弥栄と国家の隆昌はもとより、「天下泰平」「万民豊楽」を祈願するお祭りです。
併せて、当神明社では、「事業繁栄」「厄年祓」「寿年祝」「合格祈願」等の新年一番祈祷を執り行います。

2月1日 大厄祓(たいやくはらえ)

厄年の年齢は、人の一生の中でも、体力的、家庭環境的、或は対社会的にそれぞれ転機を迎へる時でもあり、災厄が起こりやすい時期として忌み慎まれています。その中でも男性・数え年「四十二歳」と女性・数え年「三十三歳」を大厄として特に意識され、神明社ではこの日に大厄年に当る氏子崇敬者を合同でお祓いいたします。本来、厄年は晴れの年齢と考えられ、厄年を迎えることは地域社会において一定の地位となることを意味し、神事に多く関わるようになります。このため心身を清浄に保ち、言動を慎む物忌に服する必要があったわけです。厄年の「厄」は、神様にお仕えする神役の「役」であるといわれるのも、こうした理由によるものです


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2月3日 節分祭(せつぶんさい)

節分の日に「除災招福」「万民和楽」を祈り、神社境内において、年男・年女等が撒く豆によって邪気を祓い清め、運気・幸福を招き入れるめでたいお祭りです。冬が去り、春が来る事を「一陽来復」といいます。その新春を迎える神事が節分祭です。
節分とは現代では二月四日の立春の前日を指しますが、そもそも節分とはいう語は、立春、立夏、立秋、立冬の前日を指し、四季の節目を意味していた言葉でした。

旧暦では立春が年の始まりにあたった事から、この節目が重要視されて、いつしか節分といえば、この時を指すようになりました。 節分祭詳細はこちら


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3月25日 祈年祭(としごいのまつり)

一般的には春祭りといわれ、皇室の弥栄と国家の隆昌を祈り、その年の五穀の豊穣、商工業を始め諸産業の繁栄、氏子崇敬者の安泰を祈願するお祭りです。
神代に、天照大御神が高天原(タカマノハラ)でとれた稲穂を「日本人が食べて生きていくべきもの」として降臨するに邇邇芸命(ニニギノミコト)に持たせて以来、私達日本人は稲つくりを生業とし米を主食としてきたことから、この祈年祭はその年の作物が豊かに穣ることを祈るものであり、それは同時に食糧を基礎とした国の繁栄も祈ることになります。その意味で祈年祭とは、作物が豊かに穣ったことを神に感謝する秋の新嘗祭と相対する非常に重要な祭りです。


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4月15日 鎭火祭(ほしづめのまつり)

火の災禍を防ぎ鎮めるために只管その恩沢を感謝すると共に、防火の安全と火難の祓除を祈請し、地域と氏子崇敬者の家々の繁栄を祈願するお祭りです。

当日は鎭火祭で祈願した火難消除神符を頒布しております。


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6月30日 夏越大祓(なごしのおおはらえ)

『水無月の 夏越しの祓 する人は 千歳の命 延ぶといふなり』

と歌にも詠まれているように、酷暑により心身が疲れたり、気力が衰えるなどして、病気や災難を受けやすくなる為、知らず知らずに犯した罪や心身の穢れを祓い清めて、正常な本来の姿に戻るための日本古来の神事です。
人形(ひとがた)・形代に氏名、年齢を書き込み、「浄く明るく正しく直く」と祈念し、息を吹きかけ身を撫で、自らの罪穢れをそれにうつし、我が身の代わりとして神社にお納め下さい。 詳細はこちら


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7月7日 七夕祭(たなばたさい)

境内に立てられた笹竹に、願い事を書いた短冊を奉納していただき、七月七日に祓い清める諸祈願成就のお祭りです。


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8月25日〜8月29日 御獅子巡幸清祓
(おんししじゅんこうきよめはらえ)

延宝四年(1767年)の文献に獅子舞の名が見えることから、そのころを始まりと考えられています。

九月七日・八日の例祭に先立ち、御獅子が氏子区域を巡幸し、各戸を祓い清めて「無病息災」「生業繁栄」を祈願する特殊神事です。


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例祭「宵宮祭」動画はこちら

9月7日 例祭(れいさい)
別称・角館神明祭(かくのだてしんめいまつり)

神明社の三大祭(祈年祭・例祭・新嘗祭)の一つであり、当神社の最も重要な祭典です。

祭典中は勇壮且つ優雅な北浦神楽が奉納され、また同日夕刻から深夜にかけて各町内から曳き出される十八台の豪壮な山車が次々と参拝し、それぞれの飾山囃子による手踊りが奉納されることで有名です。 曳山奉納参拝動画はこちら


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9月8日 神幸祭(しんこうさい)
別称・神輿渡御祭(みこしとぎょさい)

御神霊を遷した神輿が早朝数多くの供奉者と共に神社を出発し、氏子区域を巡幸して、夕刻に神社へ戻ります。

この神輿渡御祭は、ご参拝の方々に深い感動を与えています。


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十三夜観月祭 動画はこちら

旧暦8月15日 観月祭(かんげつさい)

空が澄んで特に美しく晴れ渡る空が見えるのが9月中旬〜10月上旬といわれ、この時期(旧暦8月15日)に出てくる満月を十五夜または中秋の名月といいます。 お月見が始まったのは平安時代からで、江戸時代に入って、月は作物が月の満ち欠けと一緒に成長していくことから縁起がいいものとされていました。

お月様は、月神である「月読命(つきよみのみこと)」の化身とみなされ、当社では旧暦8月15日の夜に月読命の御神徳を称え、天地自然の働き、恵みに感謝の祈りを捧げています。 祭儀では、月見に因み、神饌の一台には月見団子が供えられ、古来から伝わる「雅楽」、神を和めるための「祭祀舞」、また、この地方に古くから伝わる「仙北北浦神楽」が奉奏されます。


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11月23日 新嘗祭(にいなめさい)

祈年祭の対をなし、一年間の収穫や発展・充実を感謝すると共に、皇室の弥栄と国家・国民の安泰を祈るお祭りです。

当神社では、この「新嘗祭」のもつ本来の意味を尊重し、食物のありがたさを改めて認識し、その祭りの精神を多くの人々に伝える努力をしてまいりたいと考えております。

12月31日 年越大祓(としこしのおおはらえ)

神道では、人はみな自覚が無くても、知らず知らずのうちに罪を犯し、穢れを受けていると考えられています。

十二月の大晦日に行われる「年越大祓」は、その罪や穢れを除き去り、厄災を避けるための、まさに新年を迎えるにあたり、心身をお清めする神事です。

人形(ひとがた)・形代に氏名、年齢を書き込み、「浄く明るく正しく直く」と祈念し、息を吹きかけ身を撫で、自らの罪穢れをそれにうつし、我が身の代わりとして神社にお納め下さい。


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毎月1日 月次祭(つきなみさい)

月ごとに行われるお祭りで、皇室の弥栄と国の繁栄、地域と氏子崇敬者の安寧を祈願します。


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日供祭(にっくさい))

日々、ご神前に神饌をお供えする祭りをいいます。
当神明社では、毎朝、日供祭を奉仕し、神恩感謝と氏子崇敬者の安寧を祈願しています。


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鑽火神事(きりびのしんじ)

御火鑽具(みひきりぐ)を用いて、木と木をすり合わせる舞錐式発火法(まいきりしきはっかほう)で火を鑽り出す神事をいいます。
また、その神事を以て新しく鑽り出される清浄な火のことを忌火(いみび)といいます。
当神明社では、その忌火を用いて重要祭典や古神札焼納祭を執り行っています。

古祠焼納祭(こししょうのうさい)

「古祠焼納祭(こししょうのうさい)」とは、古くなった神棚や引っ越し等で使われなくなった神棚をお祓いしてお焚き上げをするお祭りです。
また、古い御神札・御守をお祓いしてお焚き上げをする「古神札焼納祭(こしんさつしょうのうさい)」もご奉仕しております。
神明社では、これらのお祭りを奉仕するにあたり、お預かりした古い神棚・御神札・御守等にこれまでのご加護に謹んで感謝を申し上げ、且つ鑽火神事で鑽り出した忌火によってお焚き上げをします。
この神事後、焼納した灰は境内の樹木の再生の為に土に返しています。